当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は加齢とタンパク質の関係について少しお話させて頂きます。
肌・髪の毛・筋肉・骨・内臓・白血球・赤血球・ホルモンなどカラダの約20%がタンパク質でできています。
しかし、昨今の美容・痩身ブームなどで、肉類を避けたり炭水化物メインのインスタント食品の普及により、タンパク質の摂取量は減少傾向にあります。
同量のタンパク質を摂取しても、年を重ねるにしたがってタンパク質の合成反応は遅くなり、50代からは消化酵素の活性が急激に低下します。
なので、50代を境に若い頃よりもタンパク質を多く摂取しないと、筋肉を増やすのは難しいといえるでしょう。
筋肉は体内で糖と脂肪を最も大量に燃やしてくれるので、内臓を支える強い筋肉を作ることができます。
全身で使われている糖の70%は筋肉で燃やされます。
なので、筋肉の性質をうまく活用すれば、引き締まった体型を維持できるようになります。
よほど特殊なトレーニングや食事を行わない限り、筋肥大が著しい肉体になることはまずないといっていいでしょう。
タンパク質の特性を見直すことで、気になる部分の改善につながるかもしれませんね。