当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は肌を健康で美しくする皮膚常在菌について少しお話させて頂きます。
表皮ブドウ球菌に代表される皮膚常在菌は、ヒトの肌を弱酸性に整える働きをしてくれます。
健康な肌は「弱酸性」ということをご存知の方は多いと思いますが、その状態を保っているのが皮膚常在菌であるということはあまり知られていないようです。
表皮ブドウ球菌は、ヒトの皮膚から分泌される皮脂をエサにしています。
因みに、皮脂自体は弱酸性なので、皮膚がしっかりと皮脂に覆われていることが、肌の美容と健康にとって重要なことです。
表皮ブドウ球菌が、皮脂を食べて排泄した産生物質もまた弱酸性です。
その産生物質を、他の皮膚常在菌が食べて排泄した産生物質も、また弱酸性です。
このように皮膚常在菌の産生物質が、ヒトの肌を健やかな状態に保っているのです。
皮膚常在菌は紫外線に弱いので、外出する際にはできるだけ肌を紫外線にさらさないことが重要です。(だからといって日焼け止めを塗るのは好ましくありません…皮膚常在菌は化学物質に弱いからです)
紫外線は日傘や帽子などで避ける工夫をしましょう。
またカラダの洗いすぎも皮膚常在菌を虐待する行為となります。
細菌は、シャワー浴で簡単にカラダから流れ落ちます。(これは有害菌も同じです)
入浴後は無菌状態ですので、健康や美容にとっては好ましくありません。
カラダが汚れていないときなどは、毎日入浴する必要はありません。
入浴時に使用する洗剤も使いすぎると皮膚常在菌を虐待します。
なので、素手で軽く洗うことも試してみて下さい。
これから日照時間も長くなっていくので、厳しい日差しが皮膚を刺激します。
充分な対策をして、健康で美しい肌を保ちましょう!
大阪市旭区大宮(日曜日・祝日も受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!