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ランニングで踵が痛くなる…対処法は!?

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当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日はランニングで起きる踵の痛みについて少しお話させて頂きます。

 

踵の痛みは、以下のように大別することができます。

 

①足底筋膜炎

筋肉疲労により柔軟性が低下して炎症を起こします。

 

②滑液包炎

クッションの役割を果たす滑液包の炎症です。

 

③踵骨疲労骨折

疲労によって踵骨が骨折して起こる痛みです。

 

④アキレス腱周囲炎

踵に付着する筋腱の痛みです。(実はアキレス腱の痛みである場合があります)

 

原因は様々ですが、主にオーバーワーク・シューズが合っていない・足底アーチの低下・凹凸の激しい道を走る場合が多い、などが代表的です。

 

踵を痛めない走り方をするためには、足裏全体で着地する走り方を意識することです。

 

そのためには体幹筋を強化する必要があり、体幹を使うことで中心軸がブレない腰高のランニングフォームになります。

 

腰高は大きなフォームを作り出し、足に負担がかかりにくい長時間のランニングに適しています。

 

逆に腰の位置が低いと、カラダが後ろに傾いた姿勢になり、腰や膝や踵に負担がかかります。

 

踵が痛くなったら、まずは安静にして様子をみてみましょう。

 

また、シューズのインソールやクッション材を見直すことも大切です。

 

これらの処置を行っても痛みが引かない場合は、骨折も考えられるので医療機関での検査が必要になります。

 

踵の痛みは放置しておくと、日常生活における歩行困難などにつながりかねません。

 

原因をしっかりと把握して、ランニングを楽しみましょう。