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大腿後面の筋群に柔軟性をつける理由とは…?

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当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日はハムストリングスの柔軟性が必要な理由について少しお話させて頂きます。

 

①姿勢

2関節にわたって筋が付着しているハムストリングスが柔軟性を失うと、骨盤が後傾して猫背姿勢を引き起こしやすくなります。

長時間のデスクワークスマホいじりで誘発されやすいので、定期的に背伸びなど軽いストレッチをしておきましょう。

 

②転倒

腰椎が後弯すると、転倒する危険性が大きくなります。

特に筋力低下の目立つ高齢者においては、ハムストリングスの柔軟性を高めることで転倒リスクを軽減させることができます。

 

③腰痛

猫背姿勢は、腰部へのストレスから肩こり・膝痛を引き起こしやすくなります。

ハムストリングスの柔軟性は、姿勢維持に大きく関わるだけでなく、腰痛の緩和にも効果的です。

 

④下腹が出る

ハムストリングスが固く骨盤が後傾すると、腹筋力は低下して脂肪が溜まりやすくなります。

腹筋運動と併せてハムストリングスのストレッチを取り入れることで、姿勢改善に努めましょう。

 

⑤産後

産後の女性は、骨盤が開きやすくなっています。

産後にそのまま日常生活をおくっていると、ハムストリングスが固くなって腰痛を引き起こす場合が考えられます。

骨盤を正しい位置に戻していくには、ハムストリングスのストレッチは必要である、といえるでしょう。

 

骨盤が正しい位置にある、というのは日常生活を滞りなく過ごす上で非常に大切です。

 

股関節周囲の柔軟性、しっかりと意識して運動に取り組みましょう。