当院のブログをお読みくださりありがとうございます。
本日はクエン酸とBCAAについて少しお話させて頂きます。
●クエン酸
柑橘類や梅干などに含まれる有機酸で、運動による疲労時には酸味の欲求が高まります。
また、クエン酸は生体内エネルギー代謝において、中心的な役割を果たすことが研究などにより報告されています。
疲労感の軽減や緊張・退屈・イライラなどの緩和作用などにも効果的とされています。
●BCAA
バリン・ロイシン・イソロイシンという3種の分岐鎖アミノ酸の総称を指します。
BCAAは筋肉で酸化分解され、運動中に骨格筋のエネルギーとなります。
また、運動時におけるBCAA摂取は、中枢性の疲労物質であるセロトニンの脳への取り込みを抑制します。
なので、疲労や運動強度の軽減に効果的である、とされています。
タンパク質代謝に関しては、摂取により骨格筋のタンパク質合成は促されると同時に、分解が抑制されるといわれています。
さらに、運動による骨格筋からのCPKの上昇を抑制し、筋損傷を軽減させます。
トレーニングにおいて、この2つの摂取についてしっかりと把握しておきましょう。
特にハードなトレーニングをした場合、トレーニング後のカラダのケアにおいて非常に大切なものであることを理解しておきましょう。