当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は肩甲骨について少しお話させて頂きます。
肩甲骨は、身体を動かす際に骨盤と共に動きの核になる(連動性)働きと、体幹で作られた力を上肢に伝達する(エネルギー伝達)働きがあります。
骨としての主な作用は運動作用です。
運動作用とは、付着している筋の収縮によって、関節を支点とした運動が行われていることをいいます。
肩甲骨に隣接する関節には、肩甲上腕関節や肩鎖関節があります。
体幹における扁平骨は、肩甲骨・胸骨・肋骨・腸骨の4種類で、それぞれ多数の筋の起始部と停止部を提供しています。
肩甲骨の機能としては、内転・外転・屈曲・伸展・内旋・外旋の6方向に可動します。
骨盤との連動性においては…
●骨盤前傾時
股関節伸展・肩甲骨内転・肩関節伸展が容易になります。
●骨盤後傾時
股関節屈曲・肩甲骨外転・肩関節屈曲が容易になります。
この連動性を無視した身体の使い方は、運動器疾患の原因になります。
動きに違和感を感じたら、1度正しく連動しているか、姿見などで確認してみましょう。
肩甲骨を思い通りに動かせない人は、アウターマッスル優位でカラダを振り回す習慣がついてしまっている可能性があります。
仕事や勉強などで、肩周りはついつい緊張しがちです。
1日10~15分程度の時間でも充分なので、肩甲骨周囲はほぐすようにしましょう。
大阪市千林大宮(予約優先 休日受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!