当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は筋のアンバランスによって引き起こされるものについて少しお話させて頂きます。
●運動によるアンバランス
練習によって同じ動作が反復されることで、筋の発達に偏りが現れます。
競技特性に由来することが多いですが、カラダの偏りを補正する意味も込めて、練習のメニューに多種競技などを入れてみるなどしてみましょう。
●オーバートレーニングによるアンバランス
ヒトのカラダは、ある程度の負荷が加わっても、その負荷に適応することができます。
しかし、ずっとその負荷に耐え切れるはずもないので、限界を超えた瞬間から痛みや違和感に変わってしまいます。
休息もトレーニング効果を出すための大切なメニューです。
また、休息なしの練習は集中力の欠如を招きます。
集中力の欠如はケガの原因になるので注意しましょう。
●偏った筋トレによるアンバランス
トレーニング内容によっては、得手・不得手があるでしょう。
苦手だから…といって不得手なトレーニングを避けていると、筋の発達にアンバランスを生じ、左右差が目立つようになります。
これによって姿勢維持に関わる筋にも影響するので、かえって不良姿勢になるためにトレーニングするようなものです。
左右差が生じないようにトレーニングしましょう。
●ケア不足によるアンバランス
ストレッチ・アイシング・充分な睡眠などカラダを労わる時間を設けましょう。
ケアを怠って筋に疲労物質が蓄積すると、筋は本来の機能を発揮できなくなります。
疲労による筋拘縮は、カラダのバランスを崩すばかりか、パフォーマンス時の機能的動作が困難になります。
筋の機能低下はケガの発生率を高め、カラダのバランスを崩すという負のスパイラルに陥る可能性があります。
●傷害によるアンバランス
ヒトのカラダは、ある筋が挫傷など故障が起きると、他の筋が代償することによって、その筋の働きを行おうとします。
つまり、何らかの原因で発生した機能不全を、他の部位を用いてかばう能力を持っているのです。
かばわれた部位は、使用されないため筋力と柔軟性は低下します。
代償動作が現れると、筋はバランスを崩した状態で保持されるので、筋の柔軟性や関節の機能は低下してしまうのです。
●筋の特性によるアンバランス
筋にはそれぞれ特徴があります。
緊張して硬くなりやすい筋群と、使用しないと筋力低下が起きやすい筋群があります。
筋の性質にによっても、筋バランスは影響を受けるようにできています。
なので、筋トレを行う際には、この特性に配慮して行うことが望ましいでしょう。
偏った鍛え方をせずに筋バランスの整ったカラダは、日常の姿勢などにも反映してきます。
時間をかけて計画的に理想のカラダ作りをしましょう。
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!