当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は肥満と肥満症について少しお話させて頂きます。
脂肪組織に多くの中性脂肪が溜まって体重が増加した場合が肥満です。
肥満は単なる身体現象であり、病気とはいえません。
まれですが見た目が肥満でも、血圧・血糖値に何ら問題のない人もいます。
現在ではBMIが標準体重を求める目安になっています。
BMIが18.5未満は低体重、18.5~24.9の間は正常体重、肥満は25以上といわれています。
それに対し、肥満症とは病的な肥満を指します。
具体的には、肥満によって悪影響がおきている糖尿病(予備軍を含む)・高脂血症・高血圧・高尿酸血症・脂肪肝・関節症が挙げられます。
また肥満のタイプが内臓脂肪型肥満である場合は肥満症と判断されます。
医学的な病気としてとらえられ、治療や減量が必要になります。
肥満症の診断基準としては、肥満に合併しやすい病気があるかどうか、内臓肥満が確認できるかなどがあります。
メタボリックシンドロームでは、血糖値・血圧値・コレステロール値・中性脂肪がチェックされ、肥満症の診断と同様に腹囲が重要な判定基準となっています。
これはメタボリックシンドロームによる動脈硬化の進行を抑えるため、内臓脂肪型肥満に焦点をあてているからです。
肥満症は、肥満に伴って生じる病気の治療対象になります。
内臓脂肪の蓄積によって起こる、糖尿病・高血圧・心臓病・脳卒中・高尿酸血症・脂肪肝・月経異常に加えて、皮下脂肪蓄積由来の関節症・腹痛症・睡眠時無呼吸症候群にも大きな影響を及ぼしています。
外食中心に生活していると塩分過多になり、夜型生活をしていると睡眠時間が確保できなくなります。
結果的にカラダにはストレスがかかって、それは身体各部に影響を及ぼします。
肥満は健康的な生活に対する警鐘です。
規則正しい生活を心がけましょう!
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!