当院のブログをお読み下さりありがとうございまず。
本日は中高年に気をつけてほしいケガの予防について少しお話させて頂きます。
スポーツの秋。
運動は健康を維持増進させるためにしますが、自分の体の能力を超える過度な運動や、疲労による集中力低下に伴ってケガは起こりやすいものです。
なので、まずは自分の運動能力を把握することが大切です。
若い頃と同じような運動はかえって危険です。
焦らずに少しずつ始めましょう。
運動時には以下のことをしっかり意識しましょう。
①基本的に運動の前日は睡眠を充分に取ること
②運動前後にしっかり柔軟体操すること
③運動後はすぐにクールダウンすること
①については、睡眠が充分でないと注意力散漫になって運動中に受傷する危険性が高まります。
②については、血流を促進させることで疲労物質の蓄積を防ぎます。
③については、急にカラダの動きを止めることは、脈拍・体温が上がっている状態から心臓への負担を大きくすることにつながります。
運動するときにエネルギーとなるのは糖分(炭水化物)です。
運動3~4時間前に摂取することで、カラダに負担をかけない効率の良い運動ができます。
ケガを起こす部分は主に筋肉・骨・関節の3つに分けられます。
筋肉で多いのが打撲・肉離れ・筋肉痛です。
これは運動前後のケアがしっかりできていないことが原因です。
なので、運動前後には入念にストレッチングと準備運動をしておきましょう。
骨に関わる損傷で多いのは腰痛です。
慣れない運動を急に始めると、腰に無理な力が加わり腰痛を引き起こします。
若い頃と比べて、体重が増加している場合があるので、思っている以上に腰には大きな負担がかかります。
関節部分のケガについては、膝の痛み・捻挫などが代表的でしょう。
これも適切な運動量を超えているか、準備運動不足によって生じます。
運動前に関節部分の屈伸運動や回旋運動などをすることで、関節を運動に慣らすようにしましょう。
運動する気になっても、不注意からケガをしてしまっては元も子もありません。
運動前にしっかり準備運動をして、「スポーツの秋」を楽しみませんか?
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!