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重心と姿勢…鍵を握るのは足裏への意識!

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当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は足裏の重要性について少しお話させて頂きます。

 

キレイな立ち姿になる鍵は、足裏への意識だといわれています。

 

なぜなら、足のどの部分に重心がかかるかで姿勢は変わってくるからです。

 

自覚症状の有無は分かりませんが、足裏のバランスを調べるだけで姿勢の良し悪しが分かるとまでいわれています。

 

さらに、どのような姿勢で立っているのか、カラダのどの部分に痛みが生じるのかも概ね見当がつくとさえいわれているのです。

 

逆に言えば、重心とはそれほどまでに大切なものである、といえるでしょう。

 

姿勢の良い立ち姿になるには、背筋よりも足裏に意識を集中した方がいいのかもしれません。

 

重心による姿勢のタイプを大別すれば…

 

<つま先タイプ>

足の指の付け根から指の裏にかけて重心がかかっていると、お腹を突き出したような立ち姿になります。

つま先に重心がかかっているため、バランスを取ろうとお腹を突き出してしまいます。

そのため背骨が極端に反り返ります。

こういう状態のタイプは、腰に負担がかかり腰痛が避けられません。

<踵タイプ>

踵に全体重がかかる人は猫背の場合が多いです。

踵に重心が乗っているため、カラダは自然とバランスを取ります。

膝を前に突き出し、その分背中を丸め頭は前に出ます。

こういう状態のタイプは、腰~首にかけて極度の曲線を描くため、腰痛首・肩甲骨の痛みが生じます。

<片足タイプ>

左右どちらかに重心がかかっているタイプです。

これは脚長差から生じてしまいます。

こういう状態のタイプは、カラダがどちらかに傾いてしまいます。

このような姿勢では、傾いている反対側の膝に膝痛が起き、傾いている側の骨盤や肩に痛みが生じやすくなります。

<左右非対称タイプ>

片方は、もう片方はつま先に重心がかかるタイプの人もいます。

このような重心のかかり方は、ねじれが生じてしまいます。

真っ直ぐ前を向いていると思っても、重心が左右非対称なので腰は真っ直ぐになりません。(左右どちらかが後ろに下がります)

その分カラダはバランスを取り、ねじれとは逆方向の肩を前に出します。

ねじれている状態は、腰にかかる負担が大きいので腰痛に悩まされるでしょう。

<外側タイプ>

足裏の外側に重心がかかると、おのずと膝が開いてきます。

外側に重心のかかった状態で、足を閉じることはできません。

なので、O脚になります。

O脚になると、膝への負担は大きくなり、結果として膝痛が伴います。

<内側タイプ>

足裏の内側に重心がかかるため、膝が内へ寄ってきます。

X脚です。

X脚はへの負担はもちろん、股関節にも負担がかかります。

そのため、膝痛・股関節痛・腰痛になりやすいといわれています。

 

このように重心が違うだけで様々な症状が出てくるのがお分かり頂けたと思います。

 

重心をしっかり取れば、痛みも軽減され美しい立ち姿に…。

 

では、どこに重心をかければいいのでしょうか?

 

意識する場所…それは「踵」「足の親指の付け根」「足の小指の付け根」の3つです。

 

ここに均等に重心がかかるようにするなら、自然と背筋は良くなります。

 

カラダの中心ラインが揃って、キレイな立ち姿になることができるでしょう。

 

これから暑くなるにつれて、女性の方は素足でサンダル等を履く機会が増えてくると思います。

 

それまでに自分の重心をチェックしてみてはどうでしょう?

 

 

大阪市旭区大宮(日曜日・祝日も受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

 

heel before after