当院のブログをお読みくださりありがとうございます。
本日は肩甲骨と股関節および体幹部の関係について少しお話させて頂きます。
肩甲骨と骨盤(股関節)は体幹でつながっています。
その部分の柔軟性・筋力によって可動域は大きく変わります。(その可動域には仙腸関節が大きく関わっています)
股関節と肩甲骨は、いってみれば対角線の関係にあり、これを骨盤の分離運動と呼んでいます。
一方の関節が前に出る動きは、他方の関節が後ろに引かれる動きになります。
この動作の際、支えるのが体幹部ということになります。
体幹部をみると、脊柱部と肋骨のおかげで安定性はありますが、腹部にはそのようなものが存在しません。
なので、腹圧が腹部の安定性を握るカギになります。
腹圧が衰えると、腹筋力がゆるむために肩甲骨と胸郭が胴体と同じ動きをすることになるので、力を発揮することができにくくなります。
肩甲骨と股関節は、対角線での意識がとても大切です。
中心部にある腹筋を軸として、擦り合わせるようなイメージで動作してみましょう。
体幹部の筋肉や感覚は、つかみにくい部分があると思いますが、バランス感覚を養ったり可動域を拡げるには効果的なのではないでしょうか?
大阪市旭区大宮(予約優先 06-6953-0005 日・祝受付)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!