当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は臀筋と疲れの関係について少しお話させて頂きます。
中高年になるにつれ、疲れやすくなるカラダ…。
筋肉では臀筋の低下を疑っていいでしょう。
骨盤を支える臀筋は、大臀筋と中臀筋に代表されます。
歩行不足や座り方が悪いと、これらの筋肉は低下します。
さらに、その影響で骨盤の位置がずれるようになります。
生活面での注意事項は、きちんと腰掛けることを意識しましょう。(足を投げ出すような座り方はNG)
大臀筋は、頚部から下にある上肢・下肢にわたる筋肉の大黒柱のような存在です。
なので、大臀筋の筋力が低下すると、全身の筋肉がこぞってサポートに回ります。
結果として、大臀筋の筋力低下が全身性に筋肉痛や疲労を引き起こす、という可能性を高めます。
中臀筋は、身体バランスを保ち、下半身のバランス感覚のカギを握る筋肉です。
なので、中臀筋の筋力が低下すれば、立ち上がりや歩行中のバランスが悪くなります。
臀筋が衰えると、慢性的な腰痛(姿勢が悪くなる)や骨盤の位置不良に由来する冷え性・生理痛・尿漏れなどを引き起こします。
その中でも尿漏れは、骨盤の位置不良により、骨盤底筋の1部である肛門周囲筋が緩んで、少しの力が入っても尿漏れを起こします。
また、骨盤がずれることで骨盤内の血液量は増加し、それによっても尿漏れが起きてしまいます。
大臀筋は肛門・尿道括約筋の収縮を助けるので、筋力低下は直接的に尿漏れの原因になります。
歩行不足は臀部の筋力低下に影響するだけでなく、日常生活においても様々な支障を引き起こします。
倦怠感や歩行中にふらつきを感じたら、臀部のトレーニングを始めなければならない時期かも…です。
大阪市千林大宮(日・祝日も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!