当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は安定性を向上させる方法について少しお話させて頂きます。
安定性は、関節・四肢・全身といった面から考えることができます。
安定には関節周囲組織の剛性が求められます。
体幹が安定していると、適切なタイミングで適切な筋収縮を行うことができ、上半身と下半身の効率的な力の伝達をすることができます。
これは、末梢神経と中枢神経の筋骨格系システム相互の働きによって、成り立ちます。
したがって筋骨格系は、負荷の大小や時間の長さに対応できるよう鍛えることが必要とされます。
神経系はトレーニングに順応し、効率的動作をする環境に影響されます。
不安定な表面での運動や、不安定な負荷を用いる運動は、効率的動作を作るための環境を作ることができます。
不安定な負荷を活用することで、バランスと安定性を向上することができます。
さらに感覚的にフィードバックさせることで、運動系のフィードバック反応を促すことができます。
不安定性のトレーニングは、高い筋活性を生み出して力の最大発揮と同時に関節のトルクを制限します。
特に上半身の不安定性トレーニングは、閉鎖連鎖環境下での固有受容性と神経系コントロールを促します。
それによって、関節は安定性を向上させる多様性のあるトレーニングが可能となります。
バランスボールやバランスボード、サスペンショントレーニングなどの不安定性トレーニングは自重を利用するだけでも効果を発揮します。
ハードなメニューをこなすよりも、日々できるエクササイズを長続きさせて、カラダの代謝量を上げて生活習慣病の予防をしましょう。
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!