当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は走力について少しお話させて頂きます。
足を速くするために不可欠な要素は、①足の回転数を上げる②歩幅(ストライド)を広げることが挙げられます。
足の回転数を上げるためには、もも上げをしっかり行い、足が地面に着いて次の動作に移るまでにロスをなくす事が重要になってきます。
上げた足が地面を捉え、次の動作にスムーズかつ力強く移動するためには、腸腰筋を意識して前への推進力を高めましょう。
トレーニングとしては素早いもも上げ、体幹トレの一環として仰向けでメディシンボールをももの間に挟みこむ、などが効果的でしょう。
フォームとしては着地した足が流れることなく、すぐに次の動作に移るようにできることが大切です。
足が後ろに流れてしまうと、その分だけロスが生じ回転数は上がりにくくなるからです。
歩幅を大きくするために、地面から受ける反力をなるべく大きくするために、下肢の筋力強化や股関節の柔軟性を高めることで改善効果が期待できます。
練習の時などには、全力で走った際の歩数を数えることも行ってみて下さい。
スタートをきる際には、頭や腰の位置が低い状態ですが、加速するに伴って体は起き上がり、頭の位置も次第に上がります。
これはランニングフォームとしては自然な流れですが、空気抵抗という観点で考察すれば、頭の位置が低い状態が続けば体にかかる抵抗は少なくなります。
目線がぶれないように意識しながら、スタートダッシュを心がけましょう。
こうした姿勢を維持するためには、体幹を安定させることは非常に重要です。
日頃から腹筋・背筋群を鍛えてぶれない体幹作りにも努めましょう!
一概に足を速くするといっても様々な観点があり、そこに個人差も加わってくるので、その分課題もそれぞれだといえるでしょう。
なので、まずは自分自身の課題を把握しましょう。
そこから課題点を1つ1つ克服していくことが、走力を高める近道だと考えます。
地道な努力の積み重ねが走力向上につながります。
暑い季節ですので、スタミナの消耗と熱中症には注意しましょう!!
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!