当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日はストレスと老化について少しお話させて頂きます。
睡眠時間を削ってでも活動的な現代人にとって、活動量の増加に伴い活性酸素は多くなります。
また疲労が溜まるにつれて、活性酸素を除去する力は低下するといわれています。
ヒトの体内で約2%ほど発生する活性酸素は、長年にわたり溜め込むと細胞や組織が酸化されて、これが老化や病気につながる要因になると考えられています。
なので、老化の速度を遅らせ病気の進行を予防するには、活性酸素を増やさないライフスタイルの確立が大切だといえるでしょう。
活性酸素を増やす要因には、乱れた食生活・喫煙・飲酒・過激なスポーツ・紫外線…など様々な要因があります。
しかしそれだけではありません。
ストレスも重要な要因なのです。
代表的なメカニズムとして…
★ストレスを受けると副腎皮質ホルモンが分泌され、その過程で活性酸素が発生する
★ストレスは抗酸化ビタミンともいわれるビタミンCを大量に消費する
★緊張が続くと血管は収縮し(一時的に血流は阻害され)その後血管が拡張したときに血液が勢いよく流れると、大量の活性酸素が発生する
★ストレスがあると高血糖になりやすいのも活性酸素が増える一因
早食いは消化にも良くないばかりか、活性酸素を増やすことにつながりますし、肉・魚のコゲにも活性酸素を含む成分が含まれています。
しかし、よく噛むことで活性酸素の発生は抑制することができます。
唾液の中にはペルオキシターゼという酵素が含まれており、活性酸素を撃退してくれます。
ただし、疲労が溜まっているとこの効果は激減します。(心身ともに元気でなければ、唾液の活性酸素撃退力は低下するからです)
大量飲酒・喫煙は活性酸素を増加させます。
アルコール自体には、活性酸素を除去する力があるので、ほどほどなら良いのですが、大量にお酒を飲むと問題があります。
その訳は、アルコールが肝臓で分解される過程で、活性酸素が生じるため、飲酒量に比例して活性酸素発生量は増加するからです。
タバコには活性酸素そのものが含まれているため、喫煙は活性酸素を自ら取り込んでいるようなものです。
また、有害物質が肺に沈着した後も大量の活性酸素が発生するので、肺の老化を進める元になります。
ストレスを忘れるために飲酒・喫煙に偏ると、いつの間にかカラダ全体が老化の他にもトラブルを招いてしまうといっても過言ではないでしょう。
運動とリラクゼーションを通じて健康的でキレイなカラダを作りましょう!
大阪市旭区大宮(日曜日・祝日受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!