当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日はランニング時における下腿部の痛みの原因について少しお話させて頂きます。
●過剰なランニングにおける肉離れ(筋挫傷)
肉離れとは、急激に筋肉を収縮させ筋線維の1部を損傷することです。
オーバーワークと気づかずに走っていると、始めは違和感程度の症状ですが、ケアを怠ると肉離れを起こす危険性は高くなります。
●水分不足
水分をしっかり摂取していなければ、走行中に腓腹筋が痙攣する(足がつった状態)ようになります。
水分不足だけでなく、疲労が蓄積した状態でも起きやすいので注意が必要です。
●シューズのサイズが合っていない
大きいサイズの場合だと、足裏が安定しなくなってしまうので、足指や腓腹筋の力を過剰に使って安定させようとするのが原因になります。
逆に小さいサイズだと、足指の動きが制限されて着地の際の衝撃吸収が不十分となり、腓腹筋に過剰な負担が加わります。
ランニングで下腿部に違和感や痛みを覚えた際には、ペース配分・水分摂取・シューズのサイズを見直してみましょう。
面倒くさがらずに、シューズの紐の確認と水分摂取については、毎回行うようにしましょう。
運動前後のケアはいうまでもありません。