当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日はスマホの影響について少しお話させて頂きます。
スマホの普及率も増加の一途をたどっていますが、長時間使用すると人体に影響を及ぼすといわれています。
原因の1つはブルーライトです。
これはLED画面が発光する際に生じる青色の可視光線のことです。
ブルーライトに長時間さらされていると、加齢性黄斑変性という網膜の病気を引き起こす可能性が考えられています。(この病気は失明の危険性を持っています)
最近、パソコン使用時にブルーライトを遮断する眼鏡が普及してきました。
なので、パソコン用の眼鏡をお持ちの場合は、スマホを使用するときにも着用するのが望ましいでしょう。
ブルーライトは太陽光にも含まれている光線で、人体の概日リズムと密接に関わっています。
概日リズムは地球に存在する生物全てが、それぞれに持つ約24時間周期の生理現象のことです。
ヒトの場合だと、朝に太陽光に含まれるブルーライトなどの光線によって覚醒し、日中に行動します。
日没と共にこれらの光線を浴びなくなって、カラダを休めて導眠作用が働くというものです。
しかし、現代人にはこの概日リズムが崩れつつあるのです。
日没を迎えても、暇さえあればスマホやパソコンを利用し、眠くなるまで使用し続け…結果として睡眠障害を引き起こします。
明るい環境下にあると、メラトニンの分泌が阻害されます。
メラトニンは、睡眠ホルモンともいわれ夕方から分泌され始め、分泌量が増えれば増えるほど強い眠気を引き起こしてくれます。
現代社会は、60年前と比べて4倍もの光量を浴びているといわれています。
これに加えてスマホの光量が重なることで睡眠障害が起こり、ますます睡眠時間が乱れつつあるといえるでしょう。
睡眠の乱れは、心臓病・うつ病・肥満・糖尿病・集中力低下を引き起こします。
なので、予防するにはこれらの悪影響を意識して質の良い睡眠を心がけることが大切です。
具体的には意味もなく長時間の利用を避ける、画面からなるべく眼を離す、画面の明るさを少し暗めにする、といったことを続ければ改善される可能性は高いでしょう。
アプリを始め、楽しく便利な機能が次々と出ることで、スマホに依存する傾向が高くなっていますので、モバイル主体のライフスタイルは再確認する必要があるのかもしれません。
大阪市旭区大宮(日曜日・祝日も受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!