当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は夏の病気とケガについて少しお話させて頂きます。
毎年猛暑が続く夏…特に高齢者には注意が必要な時期であるといえるでしょう。
熱中症や夏場に増加する脳梗塞は、命の危険もあるので厳重な注意を要します。
また蜂や蚊などの害虫対策も忘れてはいけません。
そういった病気・ケガから身を守るケアの意識は大切です。
気温28℃以上の高湿度・無風の日は熱中症に注意しましょう。
ヒトのカラダは体温調節するとき、皮膚の表面から熱を放出します。
さらに発汗してその汗が蒸発するとき、熱を奪って体温を保とうとします。
気温と湿度が体温よりも高くなると、この機能は正常に作用せずに熱は体内にこもったままで、大量発汗と体温上昇が起こります。
これが熱中症で、症状は目まい・頭痛・吐き気・疼痛を伴う筋痙攣などがあります。
室内環境は常に風通しを良くして、水分補給はこまめに取りましょう。
夏になると脳梗塞も増えます。(特に高齢者)
加齢に伴い、脳血管に動脈硬化が認められるようになります。
暑さで大量発汗しても、水分補給をしなければ血管の幅は狭小化し、血液の粘度も上がるので血管は詰まりやすくなります。
症状としては、急に足がもつれる・呂律が回らない・片側の顔や手足が痺れて力が入らなくなるなどがあります。
水分補給と通気性の確保と同時に、少しでも症状が当てはまれば早めに病院に連れて行きましょう。
夏になると害虫対策も注意が必要です。
代表的な虫は、毛虫・蜹・蜂・蚊などです。
以前に蜂などに刺された経験のある人は、アナフィラキシーショックと呼ばれる過剰なアレルギー反応に気をつけましょう。
症状としては、蕁麻疹・呼吸困難・意識障害などの危険な状態に陥り、命の危険があるため、症状が現れればすぐに救急車を呼びましょう。
また蜹や蚊などに刺されれば、痒みから掻き破ってそこから雑菌が侵入しやすくなります。
免疫力・抵抗力の低下している高齢者には、特に影響を及ぼすでしょう。
高齢者に限らず、免疫力の低い人も注意が必要です。
草木が繁殖するにつれて、こういった害虫被害も増えてくると思います。
身の回りで注意できることを実践するだけでも、健やかに夏を乗り切れるのではないでしょうか?
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!
