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本日は東洋医学でいうところの湿邪について少しお話させて頂きます。
体内に余計な水分が溜まることにより、カラダに様々な影響を及ぼす湿邪。
高温多湿なこの季節こそ、湿邪に陥りがちになります。
この時期に最も多く増えるものに、カビがあります。
空気中のカビを吸い込んで、カビ過敏症や過敏性肺炎の危険性が高まります。
部屋の換気や空気清浄機の活用を必ず忘れないようにしましょう。
そうすることで、室内の余分な湿度を取り除くことができ、カビの繁殖を防ぐことができます。
また食事にも気をつけましょう。
雑菌が手に付着、あるいは食品そのものを媒介にして、食中毒の危険性が高まります。
なので、手洗いは入念にし、食器等もしっかり洗って乾燥させましょう。
食品については、できるだけ生食は避けて火を通したものを摂取するようにしましょう。
それでも嘔吐などの症状が発生したら、食中毒の危険性が考えられるため、病院などで精査してもらいましょう。
むくみであっても、違和感を感じる場合はO157の可能性が考えられます。
下痢の症状が出た場合には、水分補給はしっかりしておきましょう。
止瀉薬は、便で菌が排出されるのを妨げてしまいますので、医師の処方がない限りは飲まない方がいいでしょう。
この時期はヒトのカラダにもカビが生じることがあります。
白癬菌はその代表でしょう。
頭部・脚部・足指部が、感染の主な好発部位といわれています。
なので、清潔を保持することが何よりも大切です。
地味な対応策のようですが、日々の入浴や靴下のこまめな履き替えが白癬菌の感染を予防します。
鬱陶しい天気が続けば、気分も沈みがちになります。
しかし、こんな時だからこそ部屋の掃除はしっかりしておきましょう。
ダニ・カビの発生を予防してくれるので一石二鳥です。
疲れが目立つこの時期、健康の保持にしっかり目を向けましょう!
大阪市旭区大宮(日・祝・労災・交通受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!
